津山十五里(新庄村)
距 津山元標十五里(出雲路・新庄) 09/08/04 山彦
標記の里程標石の存在が、「新庄村の石造物(2000)」 で判明しました。
実は、この柱は残欠・修復品です。 厳密には、表面:「( )元標十五里」で、出雲型には違いないが
右面:「( )11月検(査)」 左面:「( )新庄村大道場(?)」 です。
所在地について、冊子には、「二ツ橋」 と書いており、上記の 「大道場(?)」 の地名も共に、現在の
二万五千分の一地形図では、記載がありません。
それゆえ、先般来試みている 「近隣標石位置の推定」 は困難です。 ただ、勝山で 「八里」 が確認
できているので、それからの推算は可能です。 もっとも、早速に、文字通り岐路に立たされるのは、
勝山・神代に向かうとき、県道321を採るか、国道181号に依るかの選択です。
江戸期の出雲往来は確定しているが、今般の新見往来での教訓を踏まえると、明治初期に江戸期の
主要道を踏襲したか、より現代の感覚に近い「新道」に依ったかは一括して結論付けられないのです。
取り敢えず、両方を考えることにして、勝山・明徳寺下の「八里」柱を起点にして神代東の、両道が
合流する点までを推算します。 県道321号経由 [コースA] が一里三丁程度、南回り [コースB] が
二里半としておきます。 合流点から、美甘境まで二十丁と読み、A] 一里二十三丁/B] 三里二丁。
美甘村内は、10km強、二里二十五丁と算定: 村内に標石は3本? 勝山杭から新庄村境まで、
A] 四里十三丁/ B] 五里二七丁 としておきます。
ここまでの算定に大きな見落としがなければ、新庄村で最初に遭遇できる標石は、
A] コース経由で、 2km半ほど進んで、十三里杭 (@道の駅まで)
B] コース経由なら、新庄に入って1kmほど進んだ所で、十四里杭 (@大所口)
その結果、十五里標石は、
A] では出雲街道・四十曲峠を目指すときには県境を越える。
県道58号線を進むなら、五段滝付近。
スケベな算用をすれば、野土路乢を降り切ったところが十六里!
B] では、国道181号の新庄大橋付近となる。
敢えて県道58号を進むなら、新庄神社と御鴨神社の間で十六里。
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地名の探索: 新庄村は大字を持たないので、村内の公共的施設などの小字名相当を読む。
- 最終更新:2009-08-05 11:43:18
